2017/01/28

スコセーシの映画「沈黙」は見たくないんですけど

映画「沈黙」は1971年の日本映画で見ているし、本もその頃読んでいますね。

なんで映画を見たか、なぜ本を読んだか、全然その動機は覚えていませんね。
たぶん、その頃に付き合っていた女の子が確か狐狸庵先生のファンで、その影響だったのかも。

当時は学生運動が終焉となり、三里塚での敗北とか、革命できなかった挫折感、敗北感が色濃く残っていて、その挫折感とこの「沈黙」の挫折感が重なっていたのかもしれないですねぇ。
(今、思えばですが)
当時の私には、挫折とか敗北は一番遠い言葉でしたから、映画も本も面白くなかったですね。

もっとも、篠田正浩と言う監督自体が、傑作といえるのは「心中天の網島」と「瀬戸内少年野球団」ぐらいで、この「沈黙」も、その他の一つかも知れません。


だもって、マーティン・スコセーシは私の好きな監督の1人ですが、全くもって見たいと思えないのです。

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